・在来作物のブランディング・産地形成のプロセスと仕組み

・作物の育種、品種転換とその地域的・空間的諸条件について

・知識の地理学、進化的アプローチによる農業地理学方法論の検討


イノベーションによる農業の変化に関心を持っています。これまでナス、大豆、イチゴといった農産物の産地を対象に研究を進めてきました。さらに品種・種苗についての研究を継続しています。

最近ではイノベーションが生じる空間的条件の解明を試みる「知識の地理学」「イノベーション・スタディーズ」にも関心を広げており、進化的アプローチを中心に農業経済地理学の新しい方法論を検討しています。また、都市的地域や他の産業変化、さらには産業の外の世界（ユーザー、市民）についての説明モデルとの関連性、接続の可能性も視野に入れていきたいと考えています。